
ダイエットする際に“目標体重”って設定しますよね?
そして、それを達成するために体重計に毎日乗って計測し、減っていれば喜ぶと言うのは、誰もが経験していることでしょう。
ですが、これは本当にオススメしません!!
僕は10以上のダイエットに失敗してきた経験がありますが、体重計と戦うダイエットはデメリットしかありません。
これは、ほんと~に知っておいて欲しいです!
そこで今回は、ダイエット成功のコツについて。
数えきれないほどの失敗の末に辿り着いた、ダイエットにおける体重計との付き合い方を紹介していきます。
Contents
体重計と戦うダイエットはデメリットだらけ
僕は生まれてから22年ほどの長い期間を”デブ”として過ごし、その中で10を軽く超えるほどのダイエットも経験してきました。
・トマトジュース
・ジョギング
・おからクッキー
・スポーツジム通い
・ビリーズブートキャンプ
・寒天
・サウナスーツ
・黒酢
・詐欺サプリ
・EМSベルト
・朝バナナ
・断食
ほんの短い期間だけ体重が減ったこともありますが、キープすることが出来ずにすぐリバウンド…。
そして今思い返すと、それらの失敗の原因は僕が体重計と戦ってしまっていたことが根底にあると思っています。
①増えた減ったで一喜一憂するのがストレスになる
②減らない期間が長引くと食事制限や運動が行き過ぎる
③体重を落とせば理想の体型になれると思い込んでしまう
これは僕が度重なる失敗で身をもって体験したことですので、もう少し詳しく紹介していきます。
①増えた減ったで一喜一憂するのがストレスになる
ダイエットを成功させるには長期戦が基本です。
急激なダイエットはほぼ確実にリバウンドするので、じっくり時間を掛けて取り組むのが正解です。
…が、体重計に毎日乗っていると、増えたら喜ぶ、減ったら焦ると1日単位の結果に一喜一憂してしまいます。
なぜ増えた?なぜ減った?の反省を毎日繰り返すのは、想像を超えるストレスになり、ダイエットの継続を妨げます。
②減らない期間が長引くと食事制限や運動が行き過ぎる
仮に、順調に体重が落ちていけば良いのでしょうが、そう上手くは行きません。
体重が思ったように減らないと、結果を焦って食事の量を減らしたり運動をハードにしたり、ムリをするようになります。
ダイエットの鉄則は“健康的に”なのに、素人がボクサーのようなストイックな生活をしても続くはずがありません。
僕がリバウンドした1番の原因はココにあります。
③体重を落とせば理想の体型になれると思い込んでしまう
最も危険な勘違いで、体重を減らしさえすれば、キレイにorカッコよくなれると思い込んでしまっていること。
憧れの体型を作る基本は“筋肉”なのですが、体重を優先して落としていくダイエットは、その筋肉が無くなってしまいます。
体重は目標に届いたのに、思っていた体と全然違う…。
せっかく何ヶ月も我慢を続けて頑張ってきたのに、鏡に映った体が“コレジャナイ”では泣くに泣けないですよ…。
体重計に表示されるのはあくまで”数字”でしかない
ダイエットに励むあなたに、この記事を通して僕が最も伝えたいのがこの【体重計に表示されるのは”ただの数字”】と言うこと。
体重は基本的に、自分だけが目にする数字です。
周りからバレることは決してない上に、平気でサバを読めますし実際にそうした経験のある方がほとんどでしょう。
前述したようなデメリットも踏まえると、僕は目標体重を追い求めるダイエットは無意味だと思っています。
更に衝撃の事実をお伝えしますと…。
①体重は1日の中で絶えず変動している
②体脂肪1kg燃焼させるには”7200kcal”も必要
③筋肉と体脂肪は重さが全然違う
要するに、何のアテにもならない数字ってことです(笑)
もう少し詳しく解説しますね。
①体重は1日の中で絶えず変動している
水を飲んだり食事を摂ったら、その分体重は増えます。
お風呂で汗を流したりトイレに行ったら、その分体重は減ります。
いくら低カロリーの物でも量が多ければ体重は増えますし、高カロリーでもちょっとなら体重は増えません。
…どうでしょう、これでもダイエットの指標になりますか?
だから体重に固執し過ぎると、健康を犠牲に食べない方に傾いて行ってしまいます。
②体脂肪1kg燃焼させるには”7200kcal”も必要
多くの人が目指すのは、体脂肪燃焼による体重の減少。
ですが、その体脂肪を1kg燃やす為には約7200kcal必要で、これは1日単位の体重測定ではサッパリ結果が分かりません。
前述の通り、様々な要因で体重は簡単に上下するので、それが体脂肪が燃焼したかどうかの指標にはならないのです。
参考資料(外部サイトへ飛びます)
⇒カロリーとは|健康のつくりかた
③筋肉と体脂肪は重さが全然違う
以下の参考資料によると、筋肉と体脂肪を比べると、同じ体積であれば筋肉の方が体脂肪よりも約2割も重いとあります。
つまり同じ体重であっても、筋肉が多い人は引き締まって見え、脂肪が多い人はブヨブヨに見えてしまう…と言うことです。
体重だけを追い求めると筋肉を犠牲にしてしまうので、行きつく先は後者のブヨブヨ…と言うことになってしまいます…。
参考資料(外部サイトへ飛びます)
⇒脂肪は軽く、筋肉は重い!?実際どれくらい違うの?
ダイエットのゴールは”体重の減少”ではなく”体型の向上”
『体重と体型、どちらを褒められる方が嬉しいですか?』
こう尋ねて、体重と答える人はかなり少数ではないでしょうか?
つまり、あなたがダイエットを通して本当に手に入れたいのは体重ではなく、理想的な体型のハズです。
これまでお伝えしてきた通り、体重計と戦っていたら理想的な体型は手に入りません。
本当にチェックするべきは“鏡”なんです。
体重はいくらでもサバ読めますが、体型は誤魔化せません。
だからこれからは、体重計ではなく“鏡に映った自分”と戦うダイエットに切り替えて、理想的な体型を目指しましょう。
体重計は毎日ではなく程よい距離感で付き合おう?
メディアなどで大々的に取り上げられるダイエットは、どれも【〇ヶ月で〇kg痩せた!】などインパクト重視。
だから僕らは、無意識の内にダイエット=体重と戦うのが正解と刷り込まれてしまっているのではないでしょうか?
僕は体重計に毎日乗らなくなってから気持ちが楽になって、運動や食事に集中できるようになりました。
ダイエットは体重計ではなく、鏡を見ましょう!
体重測定しなければ不安と言う方は、毎日ではなく10日~1ヶ月に1回ぐらいと、適切な距離感で執着し過ぎに注意です!
ちなみに僕が成功した際のレポート記事はコチラ!
20年以上をデブとして過ごした僕が、自重トレーニングのみでダイエットに成功して細マッチョの仲間入り!その究極のプログラムを選んだ理由と内容を紹介します。筋トレに挫折する原因と、失敗しない為の近道が分かります!
体重計と戦わないで!体重はあくまで数字でしかない!
体重計に毎日乗って計測するのがダイエットの常識。
ですが体重はあくまで数字で、あなたの周りの人にはその数字は見えてないので、追い求めるのは自己満足でしかありません。
本当に追い求めるのは“見た目”でしょ?
体重と戦わないのは勇気がいることですが、この本質に気が付くことが出来ればダイエットは加速していきます。
体脂肪を燃焼させるための食事について、以下の記事で特集しているので要チェックです♪
溜まった贅肉を何とか落としたい!それには食事を見直す以外の方法はありません。情けなく揺れる体脂肪を落とす為の食事術を、基本と具体的な方法、もしもの時の対象法まで、たっぷりと紹介していきます!