
『この醜い贅肉を落とすにはどうしたら…?』
残念ながらそれ、食事を見直す以外に方法はありません!
贅肉を落とす為の様々な最新情報が話題になったとしても、結局は食事を見直さなければ効果はないのです。
…と、20年のデブ歴を経て導き出した結論(笑)
そこで今回は、脂肪を落とす食事術について!
必要な基本事項と、失敗のリスクを小さくする食事術、もしもの時に使えるコツなど、たっぷり紹介します。
Contents
【鉄則】脂肪を落とす食事の基本5ヶ条をチェックしよう!
体脂肪を落とすには、単に食事制限をしていればいい…とは限らない。
仮に脂肪は落とせたとしても、血色悪くて肌はガサガサ、筋肉が削げ落ち貧相な見た目になってしまっては失敗なのです。
そうならない為に、この鉄則を必ず守りましょう!
①脂肪が落ちる図式を理解すること!
②1日3食必ず食べること!
③小まめに水分を摂取すること!
④短期間で落とそうと思わないこと!
⑤体重とは決して戦わないこと!
これだけ守っていれば十分効果は期待できるってぐらい重要なポイントです。
①脂肪が落ちる図式を理解すること!
体脂肪を落とす為の食生活は非常にシンプルです。
[消費カロリー>摂取カロリー]となれば、マイナス分が燃焼して、逆ならば余った分が体脂肪になります。
ちなみに、体脂肪を1kg燃焼させるためには約7200kcalが必要になります。
②1日3食必ず食べること!
食事は1日3食、欠食せず必ず食べるのが鉄則です。
朝は忙しいからと食べない方も多いですが、朝食を抜くと代謝が落ちてしまい、カロリー消費が上手く行かなくなってしまいます。
また、空腹な時間帯を長く作ってしまうと、筋肉が分解されてしまうので、朝食抜きは二重に代謝を落としてしまいます。
③小まめに水分を摂取すること!
良く言われることですが、水分は小まめに摂取しましょう。
理由としては2つあり、1つは空腹を和らげることが出来るので、ムダなカロリー摂取や食べ過ぎを防げます。
2つ目は、水分が不足すると代謝がダウンしてしまうので、小まめに摂取することで代謝を保つことが出来ます。
④短期間で落とそうと思わないこと!
短期間で劇的なダイエット程キケンな痩せ方はありません。
急激なダイエットは体への負担が大きく、またリバウンドのリスクが非常に高いので、高確率で元通りになります。
1人でやるなら尚更、少なくとも3ヶ月の期間を設定し、その後も続けられるような内容で挑戦するのがベストです
⑤体重とは決して戦わないこと!
ダイエットと言えば体重測定ですが、僕はオススメしません。
1日の中で何度も変化する数字ですし、前述の通り脂肪1kg落とすには7200kcal必要なので、体重で変化は掴めません。
焦って食べない選択をしてしまう人も多いですし、僕もそれで何度も失敗してきました。
気にするなら体重計より鏡、体重より見た目です!
【3ステップ】脂肪を落とす食事は難しくない!
ムリなく!規則正しく!じっくりと!
上述の基本をまとめると、ざっくりこのような感じになります。
ではこれを元に、どういった食事を心掛ければいいのか、僕は以下の3つのステップを踏むことをオススメします。
①目安になる摂取カロリーを計算しよう
②普段の食事からムダなカロリーを探し出そう
③メインはタンパク質!1食1品の肉or魚を!
数ヶ月継続させることが前提なので、ガラリと大幅に変えるのではなく、現在のあなたの食生活をベースに考えるのがオススメです。
①目安になる摂取カロリーを計算しよう
目安となる摂取カロリーは【体重×25】です。
例えば体重70kgの僕が脂肪を燃やすなら[70kg×25kcal⇒1750kcal/1日]以内に収める必要があるということ。
急激に減らすよりも継続が容易です♪
②普段の食事からムダなカロリーを探し出そう
食生活をいきなりガラッと変えても続きません。
なので、目安となるカロリーが決まったら、普段の食生活を振り返って“ムダなカロリー”を探し出してみましょう。
・ご飯&麺類の大盛り
・おかずは揚げ物中心
・お酒の席での締めのラーメン
・帰宅途中のコンビニでお菓子
・休憩中についついジュース
これらはクセになっていることが多いので、まずはこれを改善!
これだけでも目安のカロリーにグッと近付きます。
ムダなカロリーを摂取するのがクセならば、ムダなカロリーを摂取しないのもまたクセに出来るので、まずはココからです。
③メインはタンパク質!1食1品の肉or魚を!
タンパク質が不足すると、筋肉中のタンパク質が分解されてしまうので、脂肪と一緒に筋肉まで痩せて貧相な見た目に…。
それを防ぐために、タンパク質は1日当たり[体重×1.5~2g]摂取することを目指しましょう。
・サラダチキン100g(約20g)
・ノンオイルツナ缶(約12~14g)
・サバ缶(25~30g)
・納豆(約7g)
・豆腐100g(5~7g)
・ゆで卵(約7g)
どれくらいの量かイマイチ想像が付かないかも知れませんが、1食1品の肉or魚、それに卵やヨーグルト1個で十分達成可能♪
タンパク質が多く含まれるその他の食品や、皆のオススメ食品について以下の記事で紹介しているので参考にどうぞ!
筋トレとタンパク質は切っても切れない関係にあります。筋肉を付ける為に必要なタンパク質、その1日の必要量って知ってますか?そして、それを満たすための具体的な食事術を紹介していきます。
[脂質制限vs糖質制限]どっちがいいの?
どちらがより効果的か、SNS等で熱い議論を繰り広げているのもよく見かけますが…これ正直、どっちでもいいです(笑)
どちらを選択してもカロリー制限するのは同じだから!
また、どちらかを極端に制限しようとすれば、食事が一切楽しくなくなります。
目標を達成した後、反動が起こって食べ過ぎることも…。
なので僕は、どちらか一方よりも全体のカロリーを意識して減らした方が、食事の幅も広がるので続けやすくなります。
これで安心!カロリー制限を長続きさせる4つのコツ
カロリー制限の食生活は1日ならば簡単ですが、結局はそれを1ヶ月、2ヶ月と継続させなくてはいけません。
全てが思った通りには行きませんし、ストレスが溜まって…なんてことも考えられます。
そんな時の為に、以下のコツをチェック!
①お酒はマイルールを作って楽しむ
②小腹が空いたら”おやつ”を有効活用
③好きな物を食べて良い日を週に1回挟む
④食べ過ぎたら翌日の食事で調整しよう
これらのポイントを頭に入れて置けば、もしもの時も安心!
①お酒はマイルールを作って楽しむ
お酒は太るイメージがあると思いますが、原因は“おつまみ”なので、食べ過ぎさえ防げば週1~2回ぐらいはOK。
と言っても、飲み過ぎ=食べ過ぎにも繋がるので控えめに…。
そこでオススメなのが、お酒のマイルール設定!
・お酒は週に2回まで
・3杯までならOK
・揚げ物は頼まない
・締めのラーメンはナシ
・帰りにコンビニに寄らない
などなど、出来そうな範囲で設定しましょう。
以下の記事でオススメのおつまみを紹介しているので、飲む前に是非覚えておきましょう!
居酒屋は様々な食品を口にできるので、筋トレする人にとって案外メリットも多い。筋肉にいい栄養を持ち、飲酒で不足する栄養を補えるオススメのおつまみと、選ぶ基準を紹介します。居酒屋は怖くない!メリットも満載だ!
②小腹が空いたら”おやつ”を有効活用
空腹を感じると筋肉を分解してしまうので、ガマンし過ぎると筋肉が痩せてしまいます。
なので、空腹を感じた時は“おやつ”を食べて空腹な時間帯をなるべく作らないように工夫しましょう。
と言っても、お菓子やアイスとは違いますからね(笑)
ゆで卵やヨーグルト、チーズなどのタンパク質が豊富な食品をちょっと摘まむのがオススメですよ♪
以下の記事で、ダイエットの助けになるおやつを紹介しているので買い置きしておくと便利です!
筋トレする上で間食は避けるべきと思われがちですが、実は上手に取り入れることで筋トレの効率アップに繋がります。筋トレ初心者さんの為に、間食をするメリットやタイミング、そしてオススメのおやつまで幅広く紹介していきます。
③好きな物を食べて良い日を週に1回挟む
小さなガマンも続けばストレスになるので、何かのきっかけに暴飲暴食スイッチが入ってしまうことだってあります。
それを防ぐために、週に1回曜日を決めて“好きな物を食べてもいい日”を設定しておきましょう。
その日を楽しみに毎日の制限も乗り越えられるので、週に1回はラーメンもカレーも焼肉もOK!
④食べ過ぎたら翌日の食事で調整しよう
人間ですから、誘惑に負けて制限カロリーをオーバーしてしまうこともたまにはあるでしょう…が、焦らなくてOK!
食べ過ぎた翌日のカロリーを少し減らして、当日含めた2日間でバランスを取ればある程度は大丈夫です。
ただこれは“カロリーの前借り”みたいな物なので、甘え過ぎると失敗に繋がるのでくれぐれもご注意を…。
効果は体重計ではなくて見た目でチェック!
そして最後に、体重計に乗る必要はありません。
体重に固執するダイエットは、大概失敗するからです。
落ちなくなるとイライラして、カロリーよりも飲む量や食べる量を減らそうとしてしまいます。
体重はあくまで”数字”で、いくらでもサバ読めます(笑)
脂肪1kg燃やすには7,200kcal必要なことを考えても、毎日体重計に乗ったところで増えた減ったはサッパリ分かりません…。
努力の成果は、数字よりも見た目で判断しましょう。
ダイエットを始めるに当たって目標体重って設定しますよね?ですが、ダイエット成功のコツは体重計に毎日乗らないことなんです!数えきれない程の失敗を通じて実感した、ダイエットにおける体重計との付き合い方を紹介します。
出来る範囲で消費カロリーアップにもチャレンジ!
普段の食生活を見直して、ムダを見付けてカット!
急激にではなく、じっくり落とそうと考えたら脂肪を落とす為の食事はそこまで難しくありません。
そして可能であれば、筋トレを実行しましょう!
消費カロリーを増やせる上に、脂肪を落とした後に引き締まったカッコいい体を手に入れることが出来るからです。
以下の記事で、自宅トレーニングガイドを用意しましたので、両立させることを目指しましょう!
これから筋トレを始めたいと思っているあなたの為に、自重トレーニングの初心者ガイドをお伝えします。やり方は?メニューは?初心者さんが気になる入門のアレコレを紹介します。これ読んですんなり筋トレデビューをしよう!